軽い運動で冷え性は改善可能!? 整体で動かしやすい身体に改善する

軽い運動で冷え性は改善可能!? 整体で動かしやすい身体に改善する

女性の多くを悩ます不調として挙げられる一つに冷え性があります。冷え性とは血流が悪くなる、筋肉量、ストレスによる脳への信号障害など原因はさまざまですが、端的にいうと発熱機能がうまく機能せず、全身や手足の先、下半身の一部分が極度に冷え切ってしまう症状です。男女の身体の構造の違いで、筋肉量が少ない、皮膚密度の薄い女性のほうが発熱機能低いため、冷え性になりがちです。本記事ではそんな女性の皆さんを悩ませる冷え性のさまざまなリスクと整体を用いた改善方法について紹介していきます。

冷え性になる原因

冷え性は特に女性に多く見受けられる不調です。男女比率で見ても冷え性にかかる9割の方は女性です。また女性の半数以上の方が冷えをつらいと感じています。女性が冷え性にかかりやすい原因は男性と比べて熱を作り出す筋肉が少ないことが挙げられます。筋肉量が少ないことや、皮膚の表面温度が低いことが冷え性に陥りやすい主な原因といわれています。

そのほかの原因として、ストレスや内臓の働きが弱いことが挙げられますが、原因の多くは筋肉に関係していることです。また筋肉に関連した冷え性の場合は整体を応用した筋肉トレーニングを行うことで冷え性が著しく回復することがあります。

あなたは冷え性?

冷え性の解決方法を解説する前にまず、あなたの健康状態を確認してみましょう。実は冷え性は以前まで医学的に「病気」として捉えられておらず、症状も軽度なものなら日常生活には大きな支障はなかったことから軽視されてきた側面もありました。しかし最近ではその症状を放置しておくと連鎖的に発生する症状の大きさから「冷え症」と書かれるようになり、一つの「病気の症状」として捉えられるようになっています。

まずあなたが本当に冷え性なのかどうかをチェックしていきましょう。以下の項目が3つ以上当てはまるのであれば冷え性である確率が高いです。

  • 爪が白っぽく、手のひらはいつも赤っぽい
  • 緊張しやすい、音などに過剰に反応してしまう
  • 昔と比べて平均体温が下がった。平熱が35℃台
  • 顔や手足がよくむくむ、または舌が分厚く感じる
  • 手や足や下腹部など、末端部の体温が低く感じる
  • 身体の一部、または全身に痺れを感じることがある
  • なかなか寝付けない、また寝ていると冷えを感じる

冷え性が引き起こすさまざまな不調

3つ以上当てはまった方は少し危険信号です。冷え性が引き起こす具体的な不調について説明いたします。上記でも述べた通り、冷え性に当てはまる項目があった場合、その症状を放置しておくと連鎖的にさまざまな不調が立て続けに発生します。波及すると考えられる症状はさまざまで、中にはとても冷え性からくる不調とは思えないものもあります。主な不調を6つ紹介します。

  1. 肌荒れ、くすみ、かさつき
  2. 腰痛、頭痛
  3. 皮膚疾患、蕁麻疹、アトピー
  4. 膀胱炎、 便秘、下痢
  5. 関節痛や筋肉硬直
  6. 風邪や喘息

肌荒れ、くすみ、かさつき

冷え性の根本的な原因は血流が悪くなる点にあります。血の巡りが悪くなると肌の健康状態も崩れます。冷え性からの影響で肌が荒れてしまう部分は主に手足などの末端部や背中です。その不調は軽度なものが多いので放置してしまいがちですが、普段から洗い物などをして、洗剤を手に触れることが多い方は要注意です。かさついたり乾燥したりした手で薬剤に触れていると間違いなく不調は悪化していきます。冷え性で内側から肌の状態を悪くさせた状態で外部から肌を痛めつけることをすれば肌荒れはなかなか治らなくなります。荒れる部位が外見的に目立たない部分だからといって放っておいても冷え性が改善されない限りは自然的には治癒されません。このような肌荒れが目立つようなら冷え性の可能性も想定して、軽減する行動を心がけましょう。

腰痛、頭痛

冷え性になると体内温度が低下するため、その影響は骨周辺へ波及します。具体的な症状の例としては慢性的な頭痛や腰痛などです。冷え性で特に体温が下がる部分は下腹部や下半身、そして手足などの末端部です。下腹部の冷えは腰にも影響が及びます。筋肉が冷えると硬くなり、それにより腰の可動域が狭まります。それが原因で腰の痛みにつながることも珍しくありません。また頭痛は生活リズムや体調の不調など、必ずしも冷え性だけに要因があるとは断定はできないのですが、もし慢性的にこれらの症状に悩まされているのであれば冷え性が原因である可能性は高いです。

冷え性の主な原因は身体の発熱機能の低下から血流がうまく循環しないことで起こります。これらは普段の生活の運動不足などが原因にあるため、無意識的には改善されません。またそういう方ほど積極的に身体を動かそうとしないので、運動不足が原因で冷え性以外の症状にも派生していく可能性も高くなります。頭痛や腰痛の症状がなかなか治らない場合はご自身の運動不足を見直してみましょう。

皮膚疾患、蕁麻疹、アトピー

皮膚の健康状態を保つには血流の巡りがうまく循環していることはとても大切です。冷え性が原因で血流の循環が悪くなると皮膚にも障害が出ます。肌荒れと皮膚の表皮の状態は同じ部分に異常をきたすことが多く、冷え性から生じる皮膚疾患は手足の末端部などに現れることが多いです。上記でも述べましたが、荒れる部位が外見的に目立たない部分だからといって放っておいても、冷え性が改善されない限りは自然的には治癒されません。こういった皮膚状態の異常が目立ってきたら持病以上に冷え性である可能性も考えて改善する行動を心がけましょう。

便秘、下痢、膀胱炎

冷え性で下腹部の体温が下がることで骨盤周りの器官に異常をきたす例が見られます。具体的な症状としては下痢、便秘、膀胱炎などです。これらの症状は一般的な原因としてストレスや食生活の乱れが挙げられますが、慢性的に続く場合は冷え性が原因と考えましょう。

特に冷え性が原因で便秘や生理痛になると、副次的な作用でお腹周りの太ももの筋肉量が減ったり、筋肉が硬直して身体が曲げにくくなったりもします。冷え性は体型にも表れるので鏡を見たときの体型の変化は意識して確認しましょう。
冷え性は女性に多い症状ですが、このような症状は男性にも現れます。特に痩せ型の体型の方は要注意です。いま現在は特に健康状態に異常はなくても、冷え性の症状を放置しておくことで急に便秘になることや、下痢や膀胱炎の症状はいつ起きてもおかしくはないのです。

関節痛や筋肉硬直

冷え性は身体本来が持つ発熱機能の低下も考えられます。発熱機能が低下する原因の一つが筋肉量の減少です。筋肉が多く、ほどよくほぐされている状態の場合は、発熱量も非常に高く血流の循環も良好です。冷え性の状態が女性に現れやすい理由は男性と比べたときの筋肉量の相対値も関係しています。女性は男性と比べて筋肉が付きにくく、また身体が小さい分、発熱する熱量も低くなります。

普段から運動しない方は筋肉がほぐされることもないので筋肉が硬くなり、さらに発熱量が低下します。このような要因が冷え性の発生のきっかけを作るのですが、冷え性の状態が具体的に現れてくると、これらの問題はさらに加速します。身体が冷え、血液の循環も滞ると関節と筋肉がさらに硬くなっていきます。それにより、冷え性から関節痛や筋肉硬直を引き起こすこともあります。

風邪や喘息

冷え性が深刻化してくると風邪や咳がずっと完治しない状態に陥ります。体温が低下してくると身体の呼吸器官が異常事態にあると脳が勘違いし、咳や鼻水が止まらなくなります。症状は風邪に似ているのですが、原因が冷え性の場合は風邪薬では症状はなかなか回復しません。また悪化すると咳も喘息のような断続的に起こるものなります。こうなる前に症状の原因と深刻さを理解し、冷え性を改善する措置を取りましょう。

冷え性を改善するには

冷え性を改善するいくつかの方法の中から、今回は原因を筋肉量の低下に着目し、整体を交えた自宅でも実践できる改善方法を紹介します。

まずこの改善方法はとてもシンプルで筋肉が少ないなら作りましょう、というものです。方法は自宅で簡単にできる筋肉トレーニング、または軽いエクササイズです。実施してほしいことは2つで、「スクワット」と「足首回し」です。この2つを毎日の日課にすることが冷え性の改善方法となります。

そもそも冷え性で身体の体温が下がる理由は身体の発熱機能が低いことです。発熱機能を司るのは筋肉です。冷え性になってしまう方は筋肉に原因があります。筋肉量の少なさや筋肉を動かす習慣がないため、筋肉が凝り固まっているので、結果として発熱機能がうまく機能しません。このような状態の軽減方法は筋トレをすることです。今回  紹介する2つのエクササイズはとても簡単で負担も少ないので、冷え性に悩まされている方はぜひお試しください。それぞれの方法について説明していきます。

スクワット

まず目標は毎日の日課にすることです。そのため最初はフォームややり方にはあえてこだわらないで始めましょう。1日5分くらいで回数も設定する必要もありません。まず気持ちを楽にして毎日の空き時間に必ず行うことだけを考えてください。続けるための方法論としては毎日必ず行う習慣とセットにしてみましょう。朝の支度、朝食、昼食、そして帰宅後の寝るまでの風呂や歯磨きなど、毎日どれだけ忙しくても行っている生活習慣に着目することです。これらの生活習慣を行った後に必ずスクワットを挟みましょう。例えば全ての習慣行動にスクワットを挟むと、

朝の支度を済ましたら5回スクワット。それが済んだら家を出る。
昼食を食べ終わったら5回スクワット。それが済んだら勤務に戻る。
帰宅後、風呂上がりに5回スクワット。それが済んだら服を着る。
就寝前、ベッドの横で5回スクワット。それが済んだら就寝する。

このようにすれば  毎日  必ず20回はスクワットできます。大切なのは身体を動かすことを習慣にすることです。正しいフォームなどは一切気にする必要はありません。毎日継続することを頭に刷り込ませ、考えなくても無意識にスクワットに向かう状態を作ることです。フォームや回数を気にすることはそれからで大丈夫です。

多くの方はこういったトレーニングをするかしないかをその日に決めます。そうするとその日の体調や予定次第で「今日はやらない」という選択をしてしまいます。毎日の量が少なくても毎日続けることが最も大事なことです。またスクワットの目的は筋肉を付けることよりも筋肉をほぐすことに重きを置いているので、毎日少しでもいいので、身体を動かし、筋肉が硬くならないように努めることが大事なのです。

1日も休まず身体を意識的に動かしていくことで身体の発熱機能は徐々に取り戻されます。また冷え性には下半身の筋肉を動かすことが有効なので、今回は続けやすさの観点からスクワットを紹介していますが、下半身を使うエクササイズであれば何でも構いません。毎日続けることが第一前提ですが、続けられるならランニングやジョギングよりも効果的です。これらは下半身だけでなく全身を使う運動なので、スクワットよりも全身の筋肉を動かすという意味では有効といます。

足首回し

基本的な目的は上記のスクワットと同じく毎日筋肉を意識的に使い、発熱機能を高めるために行います。またスクワットとは異なり、この足首回しは頭で考えて身体を動かすことが大事です。やり方はとても簡単で、まず、あぐらで座り、片方の足を両手で持ちます。そして時計回り、反時計回しにゆっくり5回ほど回します。これを左足、右足を交互に5セットくらい行います。ポイントはなるべくゆっくり行い、頭の中で動かす方向を常に意識して、手と足の両方の力を使って回すことです。

こちらは寝る前に1セットの目安で十分です。脳を使って身体を動かすことで脳と筋肉の伝達機能である自律神経と交感神経を活発にすることが目的なので、スクワットと同じく毎日続けることを何よりも第一に考えて無理のないように継続しましょう。結果として筋組織が活発になり、発熱機能も取り戻せます。

まとめ

冷え性は日頃の運動習慣を作ることで改善できます。筋組織の発熱機能は日々あなたの身体の血流を循環させています。たとえあなたが軽度の冷え性だとしても、日々の生活に運動の習慣を作ることは健康維持の上でとても大事なことです。

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