内臓の不調が身体に現れるって本当? 整体でできるアプローチとは

内臓の不調が身体に現れるって本当? 整体でできるアプローチとは

最近なんとなく身体がだるく重く感じる、そんな身体の不調を感じている方は、内臓の調子が優れないのかもしれません。内臓の不調はどのように身体に表れるのでしょうか。内臓の不調を解消するアプローチ法、内臓疲労を感じるときの整体の選び方などをご紹介します。

内臓が不調だとどのような体調不良が現れるのか

内臓の不調は、身体にさまざまな変化をもたらします。とはいえ、内臓と身体の調子に関係があるということを知っておかないと、身体に変化が現れていても、内臓の不調とは気が付かないかもしれません。内臓が不調の場合に起こりがちな、身体の変化をチェックしてみましょう。

  • つらい肩こりや腰痛に悩まされている
  • おなかがよく張る
  • 身体の全体的、または部分的にむくみを感じる
  • 寝ても疲れが取れず身体が常にだるく重く感じる
  • 慢性的な頭痛に悩まされる
  • 猫背になる
  • 大人ニキビができやすくなる

これらの不調の裏には、胃腸やそのほかの内臓の影響を受けて現れることが多いものです。このような身体の変化を感じるときには、内臓の不調が隠れている可能性があり、注意が必要になります。単に身体の不調の一つとして捉えるのではなく、不調が軽くなるアプローチで体調不良を和らげることがポイントといえます。

身体の不調は反射区でチェック

内臓や各器官につながっているとされる末梢神経が集中している部分のことを「反射区」といいます。反射区に変化が現れている場合は、内臓の不調を疑ってみてください。

顔・肌

反射区といえば足の裏や手の平がイメージされますが、顔もまた不調の箇所が分かりやすい反射区の一つです。大人ニキビと呼ばれる吹き出物や、肌のカサつき、顔色などは身体の内側、特に内臓の動きが鈍っているときや不調があるときに変化として現れやすくなります。しっかりとお肌のケアをしているのに、お肌の調子が悪い場合には、内臓の不調が潜んでいるかもしれません

手足の冷えや火照り

手足がとても冷たくなったり、反対に手足に火照りを感じたりして夜眠りづらいということはありませんか。手足の冷えや火照りを感じるのは、内臓の不調が原因だとされています。手足の冷えは、自律神経が乱れることによって血行不良が起こり、血流が滞っている状態です。反対に、手足の火照りを感じるときは内臓が冷えている可能性があります。火照りは血流が滞って、心臓に戻るはずの血液がうまく流れず、末端である手足に血液が残った状態で起こりやすくなります。

内臓の位置に要注意!

内臓の働きが弱っているのは、内臓の位置が関係しているのかもしれません。内臓が本来の機能を活発に働かせることができるのは、内臓が本来の位置になければいけません。位置がずれている場合には胃腸に負担がかかり、本来のパワーが発揮できずに「弱っている」と感じることにつながります。胃下垂、腎下垂などで、本来のパワーを発揮できずにいるケースもあります。

正しい姿勢を意識して

内臓の位置がずれることは、突然起こるものではありません。多くは日常生活を悪い姿勢で過ごすことで、骨がずれたり並びがゆがんだりすることで起こります。日頃から背筋を伸ばし、正しい姿勢を心がけるようにすることで、内臓への負担を減らせます

腹筋(腹横筋)や背筋を鍛える

内臓の位置を維持するためには、内臓を支える筋肉の力が必要になります。腹筋(腹横筋)や背筋が弱っていると、内臓は下のほうへ下がってしまいます。中年以降の男女に多い「ぽっこりおなか」は、筋肉が弱くなることで内臓が下がっているケースが少なくありません。筋肉を鍛えて内臓を正しい位置に維持することが大切です。

整体で内臓を正しい位置に戻す

骨の並びがゆがんでいると、内臓を正しい位置に戻したいと思っても戻せない場合が多くあります。身体や骨の並びにゆがみがないかチェックして、正しい施術で身体のゆがみを整え、内臓が正しい位置になるようにアプローチしてみてはいかがでしょうか。

骨の位置を戻すといっても、強く押せば位置が戻るものではありません。無理に力を加えると、別の場所にゆがみが出ることや、かえって不調が悪化することもあります。骨の周りには神経が通っているので、自力でゆがみを元に戻そうとするのは大変危険です。身体でゆがみが気になるときは、必ず正しい知識を持った専門家の施術を受けることをおすすめします

整体が内臓にどのようなアプローチをするのか

整体というと、身体の外から施術するため、身体の内側にある内臓へのアプローチといってもイメージが湧かないという方も多いかもしれません。整体で期待できるアプローチは、前述したように内臓を正しい位置に戻すことがありますが、それだけではありません。整体では、内臓の位置以外にどのようなアプローチをするのでしょうか。

内臓の緊張をほぐし緩める

内臓の不調を訴える方の中には、おなかを触るとおなかが硬い方がいます。緊張すると筋肉が収縮し、締まってしまうためです。整体に期待されるアプローチとしては、手技によって、緊張して収縮した内臓の筋肉を優しくもみほぐして緩めることが挙げられます。

小さい頃におなかが痛くなったとき、手の平で優しくおなかに円を描くようにさすってもらったら、緊張が取れて痛みが和らいだ経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。整体によって内臓の緊張をほぐすことは、この手の平の効果を想像するとイメージがつかみやすいかもしれません。

内臓の血行を良くする

内臓が緊張して収縮していると、血行が悪くなってしまいます。血液の中には酸素やそのほかの栄養素が含まれており、血流が悪くなると細胞にそれらがうまく行き渡らず、働きが鈍ってしまいます。

内臓の位置がずれていると、血流が滞りやすくなります。姿勢を正すと血液の循環が良くなりますし、内臓を正しい位置にすることはスムースな血流につながります。また、手技によって筋肉の緊張がほぐれることも血行を促進させます。

スムースな血流は、内臓を温めることにもなりますので、整体によるアプローチは、内臓本来の働きを取り戻しやすくします。

内臓疲労を感じるときの整体の選び方

疲れが取れずにすっきりしない、大人ニキビが解消しないなど、内臓の疲労によって感じる不快な不調は、まずは病気が隠れていないか医療機関を受診して検査を受けてみましょう特別な病気が見つからない場合には、整体で身体のバランスを整えて様子を見ることをおすすめします。

整体といっても、すべての整体の店で内臓疲労へのアプローチができるわけではありません。どのような基準で整体の店を選べば内臓への有効なアプローチが期待できるのか、内臓疲労を感じるときの整体の選び方をチェックしてみましょう。

整体の施術方針をチェック

内臓の不調を整えたい場合には、東洋医学に関する知識が豊富な必要があります。最近ではホームページを開設している整体所も多く、まずは整体の施術方針をチェックしてみましょう。

整体所によっては、スポーツのケガに対するアプローチを専門的に行っているところもあります。内臓疲労が気になる場合は、身体の内側へのアプローチについて記載されているところを選んでみてください。

実績の豊富なところを選ぶ

身体の内側の様子は外側から見ることはできません。そのため、実績や経験が豊富なところを選ぶことをおすすめします。口コミや実際に施術を受けた方の評判をチェックするのも整体所を選ぶヒントになります。自分の不調に似た人が、過去にどんな施術を受けてどのような感想を思ったのかを参考までに確認しておきましょう。

内臓の位置が正しい位置に戻るように身体のゆがみを整えるには、ゆがんでいるところだけでなく、その周囲の骨や筋肉とのバランスなども考慮しながら施術する必要があります。整体の施術は、患者さま一人ひとりの身体に合ったものであることが大切です。初めて利用する方の身体を手技で確認できる施術者の経験と技術の高さが問われます。

通いやすい立地

内臓の不調は単発的なものではなく慢性的な不調なので、1度の施術で完全に調子が良くなるわけではありません。内臓へのアプローチを目的として整体を受けたい場合には、通いやすい立地はチェックしておきたいポイントのうちの一つです。車のアクセスだけでなく、公共手段を使った場合のアクセスのしやすさも確認しておくと安心です。

自宅や職場の近くや、普段の生活圏内、車や公共手段で簡単にアクセスできる場所にある整体所であれば、定期的に通いやすくなります。

通いやすい料金設定

経済的な負担が大き過ぎる場合や、料金設定が明朗でない場合は、通い続けるには不安が残ってしまいます。内臓の不調にアプローチする場合には特に何度か通って根本をしっかりケアしたいものです。料金設定や料金の明朗性は、長く施術を受けるための重要なポイントといえます。

施術者との相性をチェック

内臓は自律神経の塊といっても過言ではありません。自律神経は人の心の状態にとても大きな影響を受けます。そのため施術者との信頼関係が築け、リラックスして受けることができれば、施術はストレートに伝わりやすくなります。しかし、施術者と患者さまとの相性が良くない場合は、いくらほぐそうとしても、内臓や筋肉が収縮してほぐれにくいこともあります。

身体の不調を相談しやすい雰囲気や、コミュニケーションがきちんと取れて信頼できる、知識が豊富で頼れる存在であるなど、自分と相性の良い施術者を探してみましょう。

弱っている内臓へのセルフケア法

内臓の調子が弱っていると、身体のだるさを感じたり、頭痛や肩こりなどで普段の調子で作業ができなかったりなど、日常生活にも支障をきたしてしまいます。弱っている内臓の調子を取り戻したいときには、自分ではどのようなアプローチができるのでしょうか。

内臓を休ませる日をつくる

「プチ断食」という言葉をご存じでしょうか。完全に食物を絶つのではなく、食事を軽くするという意味や、1日だけ食事を抜いて胃腸の負担を減らすときに使われている言葉です。

内臓の疲れを感じるときは、日々働いている内臓を時折お休みさせることで、弱っている内臓にかかる負担を和らげます。週に1度、朝昼の2食を野菜ジュース、または野菜のスープで過ごしてみてはいかがでしょうか。1回の分量は400cc程度が目安です。

胃腸を休ませるためには、できるだけ固形物を取り除いた状態が良いでしょう。野菜ジュースは、手作りがベストですが、時間や手間がかけられない方は市販の野菜ジュースでも代用できます。しかし、市販の野菜ジュースの場合は糖分もたくさん含まれており、糖分少なめの商品を選ぶことがポイントです。

野菜スープにする場合には、野菜をミキサーにかけて液体状にすることをおすすめします。薄くコンソメやブイヨンで味付けをしてもOKですが、できるだけ動物性たんぱく質を取り除くために、牛乳を使わない点がポイントです。どうしても味わいが物足りない場合には、豆乳を加えるなど植物性の素材を使ってみましょう。

半身浴で血行を促進する

「冷えは万病のもと」と言われるように、血行不良は内臓の動きを鈍らせてしまいます。身体を内側からしっかりと温めるように、半身浴を取り入れることも対策法の一つです。

湯船に浸かったときに、みぞおちのあたりにお湯がくるように湯量を調節し、20分程度かけてゆったりと浸かります。湯温は38~40℃くらいのぬるま湯で、長時間浸かり過ぎないことがポイントです。

お風呂に入り体を温めると、副交感神経が刺激され、筋肉が緩んで血流が良くなります。副交感神経がしっかりと働けるように、心のリラックスも心がけて半身浴を楽しみましょう。

セルフマッサージで血行を促進する

半身浴と同じように、セルフマッサージで血行を促進するのもおすすめです。普段、血流が滞りがちな下半身や、筋肉の収縮でこりになってしまっている部分を入念にほぐすことで、血流が良くなります。心地良さが副交感神経を刺激し、さらに良い効果が期待できる点も見逃せません。

セルフマッサージを行うときはアロマオイルを使用すると、滑りが良くなり肌への負担も少なくなります。好きな香りでリラックスし、副交感神経を刺激することもおすすめです。

内臓に負担をかけにくい食事を心がける

内臓にかかる負担を和らげるためにも、内臓に負担をかけにくい食事内容を知っておきましょう。高たんぱくかつ高脂肪な食事は消化や分解に時間がかかります。深夜の食事も胃腸が疲弊してしまうため、おすすめできません。濃い味付けをできるだけ避けて、あっさりとした和食がおすすめです。

もちろん過食も胃腸に負担をかけます。腹八分目という言葉があるように、食事のときには満腹になり過ぎないように分量の調整をおすすめします。

まとめ

身体に現れる不快な感覚は、内臓の不調が原因であることが多くあります。整体の施術では、内臓の位置を正しい位置に戻すほか、血行を良くして内臓の働きを活発にするといったアプローチが期待されます。「手友館」では、整体による内臓へのアプローチを行っており、さまざまな身体の不調解消をサポートしています。関内・横浜市中区・馬車道周辺で内臓にアプローチできる整体院をお探しの場合は、ぜひ手友館へお越しください。一緒につらい体調不良を解消していきましょう。

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